夕暮れは、一緒に眠ろう。

ぼくらは抜け出せぬさだめに

もう、疲れてしまったんだ

しかし、

それは人々の日々の暮らしの

繰り返しごとのように。

歴史がいつも憎しみや怒りを繰り返すように。

それは、まるで

輪廻転生のように

残酷な輪の中で

廻り続け、

見えない速さであっという間に

ふりだしにもどり、

ぼくらは死ねないし、

生きることにも臆病。

だから、ここで、せめて

すこしだけ