真っ白な包帯を

鮮血に染めて

鮮血の赤は

我の血管を伝い

下界に放出するの

生暖かい血が流れゆく腕に

顏をうずめ

我は待っている

堕ちゆく時を

数えましよ

童唄のように

壱つ、弐つ、三つ

ドクドク流れるままに

君の腕から

ドクドク流れるままに

鮮血の赤が降り出すよ

君の鮮血の赤が

真っ白な世界を

塗り出すよ

真っ白な空から

鮮血の赤が

白痴の人間達を

血祭るよ

僕らが創った

全ての虚像にふりだすよ

僕たちが見たものは

絶望なのか桃源郷なのか