2006-01-06 ■ 詩 真っ白な包帯を鮮血に染めて鮮血の赤は我の血管を伝い下界に放出するの生暖かい血が流れゆく腕に顏をうずめ我は待っている堕ちゆく時を数えましよ童唄のように壱つ、弐つ、三つドクドク流れるままに君の腕からドクドク流れるままに鮮血の赤が降り出すよ君の鮮血の赤が真っ白な世界を塗り出すよ真っ白な空から鮮血の赤が白痴の人間達を血祭るよ僕らが創った全ての虚像にふりだすよ僕たちが見たものは絶望なのか桃源郷なのか