閉鎖した/この虚ろな暗黒が暗闇が/ 木漏れ日も、夜空に響きわたるあの星星のわずかな ひかりも 月光も/ 鉄の 鉛の 決して開かれることのないカーテンが/ 吹雪も、風も、そよ風もなく 沈黙したまま閉鎖されている/ 酸素も欠乏して 息が詰まる/ 首をきつく 硬く 絞められて/ 肺に酸素が欠乏して 息が詰まる/ もう 此処からは 抜け出せない/ しかし この息苦しさの なんと 心地良いことか/