君の元に

金ピカの星が降リ注ぐ事を

祈ろう

埋もれて窒息するほどにあの星たちをさ

苦しくて、苦しくて

涙を流してしまうほどにあの星たちをさ

君が埋もれて

窒息して死んだ涙が

また星になり

天に輝くように

天に数日間輝いて君のあの星たちを

僕は魔法の杖の代わりにさお竹使って

あの星達が僕の元に

とめどなく降りてくるように

そして僕は

手の平で脆くも破片になったあの君を

小さな瓶づめにして

遠い、遠い、旅に出よう

「真夜中のカウボウイ」のように

「ベニスに死す」みたいに

永遠の時を捕まえる旅にさ