散文

前略。私の話を、私の発言を、聞いて下さってらっしゃいますか?私はあなたと友達になりたいと思っており、私の話を聞いてもらいたいと思ってます。私の話、お耳に届いてらっしゃるでしょうか。 私が此処で私のことを話せないのは、あなたが見てくださってる…

恐怖感、というものには、どうしても、どう変わっても、どう転んでも逃れられない、 感覚というものは目に見える、目にみえない物体、それではない。 だけれども、自分が、自分だけが認識している、 常に潜在しているものである 得体のしれない、目にみえな…

『私』と『私』の友情と 『私』と『私』の仲直り 『私』と『私』は 涙を流して 抱き合って、あたため合うことは できないけれど 『私』の『私』に投げかける。 そうして、手を取り合うことの、体を温めあうことのない抱擁をしあうことができるのだ

偶然による出会いは意外なところに転がっている、 うん、そうなのかもしれないね。でも、ぼくは、しかし、僕は。 何か、背中を向き合ったままの対面、のような気がしてね。「何か、違う」って思ってしまうんだよね。 「こんなの何か違う」って。そうやって、…

どんな 一日にも 必ず 夜は やってくる ぼくたちは 眠り、 過ぎた日のできことを 夢とおもって 笑ってしまえば いい ではないか 夜が明け 朝日がやってきた しかしながら 昨日までの現実は どうしようもなく この身に 振り掛かるのだった その苦しみは どこ…

僕は むずかしいことは よくわからない。 何とか主義者っていって、自分の見たものとか、そこにあるものしか 信じない人がいる。ということは知っている、 僕も、どっちかというと今まではそうだった だけど、ぼくは思ったよ、 目に見えないもの、 存在の認…